髪の頑固なクセを綺麗なストレートに伸ばしたり、
毛先のハネも自由自在。
そんな魔法のようなアイテムである
ヘアアイロンですが、
高熱で髪を伸ばすため
当然そこには危険も生じます。
髪を美しく保つために
これから紹介する3つの注意事項を
よく読み、実践してくださいね。
【注意事項その1】濡れた状態でアイロンをしない
髪が濡れた状態でアイロンを
あてたりしていませんか?
ジュワーーーッと音を立てて伸びていき、
いかにも髪を伸ばすのに
効いていそうな気がしますよね。
しかしこの方法、絶対にやっちゃダメです。
濡れた髪というのは普段内部を覆っている
キューティクルが開いていて、
とてもデリケート状態なんです。
そんな時に高熱を帯びたプレートで
髪を挟み込んだらどうなるでしょう?
髪の内部は大ダメージを受け、
ボロボロになってしまいます^^;
濡れていたらドライヤーなどで余分な水気は飛ばし、
必ず髪が乾燥している状態で
アイロンをあてるようにしてくださいね。
【注意事項その2】長時間使用しない
長時間使用する事も髪に悪影響を及ぼします。
伸びが悪いからといって
物によっては180℃前後にもなるヘアアイロンを
何度も何度もあて続けてしまうと、
髪に含まれているタンパク質が変性を起こし、
みずみずしさが失われた固い髪質になってしまいます。
イメージしづらい方は
髪を卵の白身に置き換えてみると
わかりやすいかもしれません。
卵に熱を加え続けていくと
どんどん身が固まっていき、
固まった白身はもとの柔らかい状態に
戻る事はありませんよね?
これと同じ状態が髪にも起こる訳です。
(タンパク質変性が起こるのは
アイロンがあたっている部分だけなので、
時間が経って生え変われば
元の髪質には戻りますが。)
アイロンの温度を低めに設定したところで
このタンパク質変性は避けられませんから、
あてる時間をなるべく少なくしてあげる事が
髪をいたわる一番の方法と言えるでしょう。
アイロンをあてる前にトリートメントなどで
髪を保護してあげるとさらに良いですね^^
【注意事項その3】思いっきり挟まない・挟んだ状態で引っ張らない
アイロンの本分は髪を伸ばす事なんだから、
力いっぱい挟んで伸ばした方が良い!
というのもアイロン初心者にありがちなミスです。
力いっぱい挟むと髪から栄養素がどんどん抜けていき、
カスカスの髪になってしまいます。
また、アイロンで挟んだまま引っ張ろうとするのも
抜け毛・切れ毛につながるので厳禁です。
反対の手で髪を引っ張りながら
ヘアアイロンをあてるようにすると、
比較的少ない力で伸ばす事ができますよ^^
まとめ
どれだけ髪にアイロンをあてても
自分自身は熱くないので
ついつい長時間あててしまいがちですが、
髪だって生きています。
髪の健康を損なわないためにも、
今回紹介した3つの注意事項に気をつけながら
ヘアスタイリングを楽しんでくださいね♪
いかがだったでしょうか?
ご参考になれば幸いです。
以上、『ヘアアイロンで髪を痛ませない使い方は?【3つの注意事項】』でした!